ほくほくな一日の幸せ

娘と二人で秋の遠足に、箱根風祭の地球博物館へ。
宇宙の誕生から隕石から昆虫からカニから、そして主役の恐竜までなんでも揃う博物館。

車からお猿のジョージのぬいぐるみを持ち降りようとする姿に、後で荷物になるな。どうせ持ってと渡してくるのもわかっているけれど、持ちたいものは持ちたいよね。
それに荷物になってしまう。って思うのも自分の思い込みだね。と何も言わずにジョージといざ館内へ。


しかし、持ってきたおかげでリュックにジョージをくくり、娘がリュックを背負うナイスショットが撮れて、持ってきてよかった。と。

チケット売り場は混雑していたので、娘に歩いて先に恐竜見てきな。と促すとすたすたと人ごみの中へ。
行って良いよと言いながら、距離ができてしまうことに不安になってしまう。
けど一人で目的のところまで行き、興味深く恐竜を見上げる姿になぜだか感涙の想いが。←大げさ。

おっきな熊の前で写真を撮ろうというと、「撮って〜」と言ってみたこともない少女なくねっとVサイン。
最近保育園の先生が、2歳児の女子力の開花がすごすぎる。と言っていたのはこのことか。

館内をほぼだっこで歩けという娘に腕はぷるぷるなのだけれど、抱っこしてという娘との密着がうれしくて腕のぷるぷるくらい。とがんばる四十半ばになるお父の二の腕。
へたすると4歳児を凌駕する娘のフィジカル。15Kgを軽く超える体重にそりゃ悲鳴もあがるものだ。
なにせ怠け者の僕はペンタブのペンくらいしか持てないか弱さ。

食事をしようとレストランに入ると、テーブルクロスのしたに入り込み遊び始める娘。気付いた時にはグラスが写真のように傾いてこぼれる。娘はかなりの確率でグラスを倒す。


グラスぐらいいくらでも倒せばいいさ。と気持ちの余裕を総動員させていると食事が運ばれてきて、娘は僕のトーストに奇麗にジャムを塗って渡してくれる。もちろんグラスのことは帳消しだし、あとで何を買ってあげようかと、甘やかしボタンを押すことに。まんまと娘の策略か。
ま、お父なんて娘の策略にはまるだけでいいんですよね。教育なんて二の次ですわ。ははは。

カエル鳴き声コーナーで大はしゃぎで30分以上列に並び直してトライする娘。
ボタンを押して正解するたびにオーバーリアクションで娘のやる気に答える、僕のそれまたやる気。
お互いのやる気が共鳴し、ひたすら同じクイズに白熱する。

カニの展示コーナーでは、撮影ポイントを指示されて、遥か遠くに移動させられる。
はいはいはい、と移動させながらもなぜかにやにやしてしまう自分にほんとに来てよかったと自分とがっちり握手。

雨の道路、箱根方面は大渋滞。
箱根の温泉に行こうと移動を始めたものの、あまりの渋滞にいつものコロナの湯へUターン。
娘も大賛成でざっぷんことひとっぷろ。
最近はここへ来てシャワーの前に座ると、娘が自動的に僕の背中を流してくれる。

「この石けんは?」
「からだのだよ」
というと体を泡で洗ってくれて、
「この石けんは?」
「かみのだよ」

というと泡で頭を洗ってくれる。
はー幸せだなって。
そんな僕の幸せも束の間で終わる。
せっかくの温泉も、入浴3分で連れ出されコーヒー牛乳の販売機の前へ。
娘のお風呂の目的はほぼこのコーヒー牛乳。
やれやれと春樹節でぼやくもどこか気持ちもにんまりするたそがれお父の冷えた体。
もっと暖まりたいのよね。

そしてママが合流し、食堂で一杯で乾杯。
次の遠足はどこに行こうかと考える二本目の一番搾り。
瓶なので、ぱかっ。


最後はなぜか大鼻水で真顔の娘。

FacebookTwitterGoogle+PinterestTumblr