特別展 星野道夫の旅-それと我家の小さな旅

星野道夫さんの迫力の写真

先日星野道夫さんの没後20年特別展、奥様のおすすめで横浜高島屋へ。
星野道夫さんは名前くらいは誰でも耳にしたことはあるとは思うけど(?)アラスカの自然をとことん愛した写真家。
アラスカに惚れ込んで惚れ込んで、面識もない誰かもわからないとある村の村長さんに、
「何何村、村長様。」
とだけの宛名で自分の熱い想いを手紙で送ったと。
その返事でアラスカに単身フィールドを構えたようです。

最後はテレビ収録のロケの最中にやっぱりアラスカで熊に襲われて亡くなったと読んだのだけれど、どうなんだろう本人はそこまで愛したアラスカの自然の生き物に最後命を奪われ、何を最後に見たのだろう感じたのだろうか。

今回の写真展は大きく引き延ばしたアラスカの大自然の写真に、文筆家でもある星野さんの優しくて力強い文章が添えられ、思わず引きこまれてしまう。
添えられている文章はとても短いのだけれど、真摯に自然と向き合う心の置き方が伝わってくる。
星野さんの佇まいを感じられる写真展。
もう終わってしまったけれど、見れてよかったなって。
でも一番迫力があったのは、ひとつひとつ丁寧に枠取られたライトテーブルに一連に並べられたポジフィルム。
大きい写真もすばらしいの一言だけど、ブローニーサイズ(かな?)現実と見間違うようなリアリティーと自然の趣が手に取るように伝わって来る。
呆然としてしまうようなクリアなクオリティーの写真の連続に、思わず動悸がしてしまうようなトリップ感。
アナログ写真のすばらしさを感じる。

小さな娘さんがいたという星野道夫さん。
こんな長期な旅の連続の家族のコミュニケーションはいったいどんなだったのだろうかととても気になる。
奥様がとても大きな理解者だったのだろうか。

会場出口付近に最後このような一遍が。

短い一生で
心魅かれることに
多くは出会わない
もし見つけたら
大切に 大切に
Michio Hoshino

と。

娘の魔の手から逃れる為に、半分に折ってポケットにしまったチケットの半券をイラストに。

そして話を出発前の自宅玄関に戻そう。(なんで?)
星野さんが歩いて来た旅の距離には遠く及ばない物の、(だからなんで戻すの?)今の我家は3人での移動は(え?無視?)1時間程度でもちょっとした旅に。というか冒険?かな。(ゔぁ~~
娘の事に関して。
今回の小田原ー横浜間ぶーぶでおでかけツアー、一件に関して。
まずは単純に娘同乗の車の移動というものになかなかてこずっている宍戸家。
娘の車事情はかなり手厳しい。
手厳しい要求が次から次へと突きつけられる

まずは乗り込む時に運転席のドアを先に開けてはならない。
まずかなりの確立で運転席に強引に乗り込む。
どかそう物ならあなた引き抜いたマンドラゴ?(地に生える妖怪植物で抜くと頭が壊れるくらいの絶叫と。そのためにマンドラゴを抜く際には犬に魅かせその度に犬が一頭犠牲になったとか。民明書房刊「世界の妖怪」より。)とでも言いたくなるような大絶叫。
「きやぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーゔぁああああああ」って。
なので必ず真っ先に後ろ席スライドドアを開けるという手順は間違えてはならない。
運転席に座られてしまったら最後ロスタイム、15分。
棒読みで子供をあやすお父の夕べ、プライスレス。
いやストレスフル!
ふるっす!
レスでお願いします。

そして全身汗だくになりながらの(なんで?)娘へのネゴシエーション。
そして、なんとか(あんぱんまんね、もうあんぱんまんの歌入りiPodで娘との契約おちゃのこさいさいさ!(汗だく)←だからなんで?)チャイルドシートへシートインしてくれたとしても、それだけで娘を操る手綱を緩めるわけにはいかんのです。
最近取り付けたチャイルドシート上部の大人用手持ち?に取り付けた子供用つり革。
これが装着されてからは7%(えっ?)くらい大人しく乗る確立が増えた。
がしかし、
「はい、ちゃんとつかまっててね~」と娘に。
わりと素早い動きでわしっ。とつり革をつかむ。
しかしそのあと
「ぱーぱー、ちゅかまってぇえ~」
と運転してるわたくしに助手席手持ちを激しく指差し、持てとうるさい。
持たないと永遠の
「ぱーぱ」
「ぱーぱ」
「ぱーぱ(語尾にゔらぅあ!という要素も含む)」
恋の癇癪5秒前。ひえ~。

幸い私は手が長い者で運転しながらも掴む事ができる。(ほんとはいけないね)
あとはもうひたすらアンパンマンミュージックで、声が枯れる程子供よりさきに歌詞を追う必要があります。
娘は単語さいごの文字だけ歌うのです。

わたし:「そ~お~だ~
娘:「だ~

わたし:「あ~んぱ~んま~~ん~~~
娘:「ん~

などと。
おわかり頂けるだろうか。
いっさいの油断は許されない。
やめようものなら
「あ~んぱ~んまんうとぅあわってえ~~
やめれない。

そんなあんぱんまんに親が疲れると、あとはひっさつおにぎり攻撃。
15
分で娘の我慢リミッターが切れる愛しい娘の堪忍袋。
そりゃあたしにも堪忍の袋くらい持ち歩いているのです。
ま、そんな袋ぷーっと膨らませて夜空へさ~よ~うなるぅわ~~っ!。だ。

もとい。
娘の大好物は白米。&海苔。
よって塩海苔にぎりは娘への特効薬。
これさえ塗っておけばパパもう安心ね!
となればいいが、切れると手をわちゃわちゃさせて食べ物だろうと飲み物だろうとまき散らす。

あ、なんだこのデジャブ感。
そうだ幼少期の私。だんだん思いだして来た。
姉との喧嘩の最中(3つ上の姉の喧嘩はえげつない)勝てないと思い知ると目の前にあった1リットルジュース瓶(当時瓶だった)をさかさまにして「きぃぇえええ~~~~」とおかしな奇声とともにジュースをまき散らす、当時7歳のわたくし。
おもわず頭を抱えてふさぎ込みたくなる。笑。えない!
そっかこれは遺伝なのね、遺伝!
あきらめるわけにはいかない!

あとはもうどうやって横浜までついたか覚えていません。
なんだろう寝ている間に小人でもきて運んでくれたのかな。
いやそうだ小人だ小人、酒もってこい!(どさくさにまぎれすぎ)
というかもう書くのに疲れたのでその後の云々は端折る。

という自然を愛した星野さんに合わせるような寄稿ではないですが、これが現実な宍戸家のとある日の秋の半日遠足写真展拝見。

そしてなんと会場隣では大掛かりな大北海道物産展が。
この偉大な写真展と偉大な物産展。どちらも好物だがこのコントラストに脳がゆれる~~~。

腹をすかせた熊親子3人は練りに練り歩き、ほくほくな芋が丸ごと入ったカレーパンとこれまた芋たっぷりなコロッケ(というか芋がたっぷりなのがコロッケだろこの熊が!)を手にし親子でむさぼる姿はまるでアラスカの熊の鮭の捕食……。ということに。

それではまた。

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